bezawagoのブログ

主に個人輸入した中華製品についてレビューします

Xiaomiの電動シェーバー「S700」を購入

Xiaomiの5枚刃往復式シェーバー「Mi 5-Blade Electric Shaver」を使用していましたが、1年半ほどで故障したので、買い換えることにしました。

故障の内容は、電源を入れても機能しなくなりました。正確には、ヘッドを一定の角度で曲げた時のみ作動する状態です。洗った後にヘッドを強めに動かして溝の水分を吸っていたのが原因かもしれません。しかし、ポピュラーな往復式なのに販売終了が早かった点を見ると、問題のある機種だったのかもしれません。

 

それはさておき、買い替えにあたってはやはり往復式の方が楽に深剃りできるので、国内販売製品も大いに検討しました。ただ、「S700」のセラミックブレードは以前から気になっていたのと、セールで安めだったため、「S700」に決めました。

Aliexpressでの購入価格は7200円程度で、Xiaomiとしては高いですが、国産のエントリー層と考えるとやはり安いです。配送はお急ぎ便みたいのが無料で設定され、わずか4日程度で到着しました。最近は7日間以内の配送設定が増えていますね。以前は1ヶ月以上も珍しくなかったことを考えると、中国の進歩を感じます。

 

外箱は、Xiaomiシェーバーのフラグシップだけあって、やや大袈裟になっていました。内容物は、本体と設置台、USBケーブル、ブラシ、説明書です。相変わらずトラベルケースがないのは何でなんでしょうか。中国人は旅行に持っていかない?

 

Xiaomiの他機種と違うのは、設置台が付属している点です。この台は金属製で高級感があるだけでなく、充電器にもなります。今まで立たせていたので、安定して置けるのは地味に嬉しいです。

本体も少し青みがかったようなマットブラックで高級感があります。充電ポートは台と接続する底部に加え、後方下部に直接ケーブルを繋げれるようになっています。ヘッドは回転式の定番である3部制ですが、シャオミの他機種と違って一つ一つが独立して上下するようになっており、肌への追従性が上がっていると思われます。内側から見てもセラミックの刃は見えないのは仕方ないですね。

起動してまず驚くのは、静粛性です。特に往復式のシェーバーから替えると、充電不足かと思ってしまうほど小さな音しか出ません。なので、3段階中の最強モードで使用しています。

具体的なカット性能は記載されていませんが、最強モードで3,500rpmらしく、製品イメージから見る刃数である1枚18刃を当てはめると、トータルで189,000カット/分できると考えられます。これはフィリップスの最上位機種(15万カット)より上です。現実的には、常に3枚刃すべてが当たっているわけではないですが。また、セラミック刃は240時間持つそうで、毎日1回3分の使用で13年くらい使えることになります。錆も発生しないですし、本当なら刃交換はないですね(笑)。

実際の使用感も悪くなく、くるくるしながら剃れば、ちゃんと触り心地すべすべまでなります。ただし、やはり回転式なので剃り方にコツがあり、楽に深剃りでいえば往復式に分があります。それでも、ちゃんと使えば問題なく良い製品だと思うので、十分おすすめできます。

 

まとめると、S700は、シャオミらしくコスパの良いフラグシップ機です。剃り味も問題なく、世界的な大手メーカーのエントリー~ミドルレンジ機種を買うより、同価格帯の本機種の方がお買い得ではないかと思います。あとは、耐久性さえ問題なければかなり長く使うことができ、さらにコスパが上がるということに期待です。

 

追記

使用開始から4か月経過したあたりで、ヘッドが壊れました。具体的には、ヘッドはブレード部とローター部で別れているのですが、それらを繋ぐブレード側のコネクト部分の1つが軽く壊れました。

目視ではよくわからないくらいの破損ですが、電源を入れるとなかなか大きな壊れた音がします。3枚刃なので1つ壊れても機能的にはそれほど大きな問題ではなく、そのまま3か月ほど使い続けました。ただ、やはり不快な故障音がするので、替えブレードを購入しました。

この故障が個体差かどうかは替えブレードにより示されると思いますが、車も発売するのだから、信頼性という意味で頑張ってもらいたいものです。

 

では。